まぁ、以前からモデルガンとしてM586が販売されているんですけどね。
あと、1987年頃にかートレスタイプのM586もあったようです。
それでもライブカートリッジのリボルバーとしては新作になります。
ここ1,2年は旧カートからXカートへの移行が主でしたしね。
ちなみに、M686は日本国内(特にエアガンのファンには)あまり有名な銃ではないようなので、少しばかりご紹介。
M686/M586は1980年にアメリカの老舗銃器メーカー、スミス&ウェッソン社が発売したリボルバーです。
使用弾薬はコンバット・マグナムとして有名なM19と同じ.357マグナム弾で、Lフレームを採用しています。
スチールモデルがM586、ステンレスモデルがM686で装弾数は6発ですが、シリンダーに強化ステンレスを使用し、装弾数を7発に増やしたM686Plusというモデルも存在しています。
2012年現在でもバレルサイズ2.5/4/6インチのM686、M686Plus、L-compのM586が製品ラインナップに上がっています。
日本ではあまり馴染みの無いモデルですが、携行性の高さと動作の確実性、命中精度の高さから、アメリカでは人気のあるモデルのようです。
色々調べてみると、もっと深い話があるのですが、それはまた別の機会にでもw
さて、話はマルシンさんのモデルに戻って、パッケージはいつも通り予算削減の為と思われる白黒パッケージw 3機種が同時発売ですが、全て使い回し可能になってますね。
まぁ、価格を1円でも安くするためですから、パッケージのデザイン云々は言わない事にしましょうw
フタを開けてみると、
安定の白発砲スチロールwただ、今回は不思議な事に本体がビニール袋に入っていました。口は止めてなかったので、意味はわからないですけど(汗
ん~いいねぇ~(惚銀の姿態の大きなリボルバー。これこそ自分の求めていたものですわノw
マルイさんのM66は鈍く輝くマットなシルバーですが、マルシンさんのM686は光沢のある艶やかなシルバーなんですよねw 今はまだ若干曇ってますが、ピカールで磨くと顔が映りますww
バレルサイズは4インチがモデルアップしてあります。まぁ、マルシンさんの戦法的には今後バレルのバリエーション展開があると思いますけどね。M586の6インチが出たら悩んじゃうなぁw
持ってみると若干マルイのM66より重い感じでしたが、計測してみると、576gとほぼ同じでした。(空カート装填時)
ざっと全体を見てみるとこちらも所々パーティングラインが残っていたり、ランナーから外した部分が残っていたり、特にサムピース周辺のメッキが届いた時点で荒が目立つ感じで仕上げではマルイさんに軍配かなぁ・・・。
サムピースは若干渋いですが、M629の時のようにヨークは渋くなく普通にスィングアウト出来ました(苦w
シリンダーもソコソコ回りますね。そして、もちろん、
ライブカートリッジです!!もうこれだけでドキがムネムネしちゃうわけですが、カートを取り出してみると。
なんか、細い(汗.357Magnumってこんなに細かったかなぁ? と思い、手持ちの実弾をキーホルダーにした奴と並べてみると・・・

びみょーにXカートの方が細い(汗
一応キーホルダーの方を装填しようと思ったら、カートが太くて入らなかったです・・・。
なぜ、サイズを変えたし、マルシンさん(汗
ダミーカートが来て無いからなんとも言えませんが、この感じだと、多分入らないですよね・・・。
ダミーカートを入れて飾るのもいいかもって人には痛いです(汗
それと、やっぱり気になるのはグリップでしょうか。

ラウンドバットのフィンガーグループっぽいグリップなんですが、形が少々歪すぎやぁしませんか?
せめてラバーコーティングがしてあればと思うんですが、それもしてないですし・・・。中指は深くしっかり握れるんですが、代わりに小指がちょっとお留守になっちゃうし、無駄に長いんですよね(汗
出来る事なら、フツーのラウンドバットの木グリが欲しい・・・どこかカスタムパーツ出してくれないかなぁ。
それで、このグリップかなりデカくて、一応一般的なガスリボルバーと同様にグリップ底部にガス注入口があるんですけど・・・
えらい奥まってるぅ~(汗ガス入れられないジャン!! って思って慌てて説明書を確認してみたら、BB弾が入ってる袋の中に

真鍮製の延長パーツが入ってました。
一応注入口にコレを挿して、その先にガス缶で注入は出来るんですけど・・・
めっちゃ漏れる(冷延長パーツの精度がイマイチなのか、生ガスが超漏れます。グリップの隙間とかから液化したままの生ガスが噴出しますので、ガスを注入する際はお気をつけてください。
あと、もう一つ、説明書から、
パーツリストが無くなりました(汗なんでなん? 故障したら修理できんやん!?
う~マルシンさんは何を考えているのやら・・・(汗
と、まぁ大体こんな感じでしょうか?
今回は若干改悪が見られますねぇ・・・モデル自体はイイ感じなんですけどね。
ん? 実射性能?
『趣味銃に命中精度はいらね!!!』(いつも通りでした(苦w))
と、いうことでとりあえずのプチレビュー版はこんな感じですw
あ、そうそう、最後になりましたが、
S&Wリボルバー J、K、L、Nフレーム勢ぞろい!!wwんーまぁね。バランスを取ってJフレ位置をM36にしてるんだけど、やっぱりねぇ。

M60にしたいじゃん、でもこうするとNフレ枠のM629が黒いのがねぇ・・・。
これはシルバーM629購入フラグ立っちゃった?(汗マルシンさん、フルラグバレルじゃないM629のシルバー出してくれないかなぁ・・・。
いや、逆にM629はフルラグバレルでもいいんだけど、普通のM29をブラックで出してくれないかなぁ・・・。
ダーティーハリーごっこしたいんだい!
はい、というわけでね。
今回のプチ版はこんな感じでノ
追伸
我が家のリボルバー仲間勢揃い♪
(ひとりだけ仲間はずれがいるけどねw)

P.P.S【24日追記】
上で、実射性能はいつもどおりと書いたんですが、一応データも残しておきますね(苦w
ただ、はっきり言って、このM686実射性能に関しては、いつも以上にダメダメなので、
期待は一切しないように。
まず、ガスを注入しようとすると上で紹介したとおり激しいガス漏れをするのでタンクの外側が冷えて注入してすぐはほとんど使い物になりません。実際にいつものように注入して10分ほど気温18℃の室内に放置して0.2g弾を装填して撃ってみましたが、6発中4発が不発。と言うのも、飛び出た弾の初速は高くて33m/s程度、ジュールで言えば役0.1Jで、ガスは出ている物のカートリッジ内のBB弾を保持するパッキンが渋い事もあって、弾がカートから飛び出せない物と思います。
仕方ないので、グリップを外し、タンクを直接暖めて人肌程度に暖めてやると、不発は無くなった物のたまにぴょんって感じで3メートルほどしか飛ばない弾があったりして、初速を計測してみると、
63.8
63.8
10.48 ←ここでポロリ弾発生
62.91
61.37
60.4
3発目を含めた初速の平均は53.79m/s(0.289J)と言う所、含めないと62.46m/s(0.39J)ですね。
まぁ無論弾筋もあんまり良くなくて右に左に弾が暴れます。さらにコレはレビューを書いてて気づいたんですが、このモデル、ホップアップ付いてないんですよ。なので、最大射程でも20mくらい、うちの22mレンジのターゲットの足元に着弾します。
軽量弾を使えばもう少し飛ぶかなと思ったんですが、0.12gを入れるとバレル内のちょっとしたゴミ等の影響を受けるのか、鋭角で右左にカーブを描きます。もう狙うとかいうレベルじゃないです。
一応試してみて、安定したのは0.25弾ですね。射程は相変わらず20m程ですが、変に左右に流れなくなって、そこそこ狙えます。ただ、まぁM66と比べると雲泥の差がありますけどね。
と、まぁそんな感じで、3mでのグルービングも採ろうかとも思ったんですが、はっきり言ってあまりいいデータは取れそうではないので、本レビューの時にする事にしますわ。
大体そんな感じでしょうか。まぁ、ここでもう一度、マル神教の第一理念を復唱しておくと・・・
趣味銃に命中精度なんていらね!!はい、りぴーとあふたーとぅーみー
趣味銃に命中精度なんていらね!!大切な事なので2度言いました。
そんなわけです(苦w
ではノ
マルシン工業製
『Smith & Wesson M686 .357MAGNUM X Cartridge Serirs』
ライブカート式ガスリボルバー
18歳以上、HOP無し
使用弾:6mmBB弾
全長:246mm(4inchバレル)
重量:572g(空カート装填、ガス無し)
装弾数:6発(カートリッジ式)
価格:HW/SV ABS 15,540円(定価税込み) BK ABS 13,440円
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リボルバーが勢ぞろいしている写真は特に好きです。
少し気になったのが、M686のガスの入れ方です。
上から2枚目に写っている注意書きによると
「ハンマーを起こしてからガスを入れろ」
と書かれていますが、逆にその入れ方だと暴発させてしまいそうで
ちょっと怖いですよね(^_^;)
あと、装着されているグリップですがDAVISというメーカーの
ラバーグリップを再現したものだと思います。
個人的には“あぶない刑事”のファンなので
作中でも登場していたDAVISグリップモデルの方が好みだったりします。